演題募集
募集期間
公募演題 2019年12月23日(月曜日)~2020年2月7日(金曜日)正午 2月14日(金曜日)正午
2月21日(金曜日)正午
公募演題の募集を締め切りました。多くのご応募をいただき、どうもありがとうございました。
指定演題 2019年12月27日(金曜日)~2020年2月21日(金曜日)
※締切直前はホームページへのアクセスが集中いたしますので、演題提出に時間がかかることが予想されます。時間的余裕をもってご登録ください。
※登録された演題の修正についても上記期間内にお願いいたします。登録締切後の修正は、プログラム編成・抄録制作スケジュールの都合上、受付いたしかねます。予めご了承ください。
応募資格
筆頭著者、共同著者は会員に限ります。非会員の方は、演題登録前に入会手続きを行ってください。入会に関してのお問い合わせは、下記へお願いいたします。
<株式会社 春恒社 学会事業部内>
〒169-0072 東京都新宿区大久保2丁目4番地12号 新宿ラムダックスビル10階
TEL:03-5291-6259 FAX:03-5291-2176
URL:http://www.jast-hp.org/nyukai/
※初期研修医、看護師、コメディカル、救急隊員については会員である必要はありませんので、入会手続きは不要です。
発表形式
- シンポジウム(一部指定/公募) 定義
ある程度完成され、すでに認められている業績を持つ演者が異なる視点から発表することを中心に構成します。
- ワークショップ(一部指定/公募) 定義
十分な研究や検討が行われていない、これからのテーマに関する議論をするセッションとして構成します。
- Pro/Conディベート(指定)
- 一般演題(公募)
※希望発表形式でシンポジウム、ワークショップを選択された方は、不採用時に一般演題としての査読を希望されるかどうかを選択してください。
カテゴリー
シンポジウム
- Hybrid ERにおける外傷診療イノベーション【公募】
- ▶ 企画趣旨
ハイブリッドERでは画像検査やIVRを含めた治療介入を容易に行うことができることから、これまでのJATECにおける外傷初期診療とは異なるプロセスが可能である。具体的にはJATECの初期診療ガイドラインとどのような異なるガイドラインが求められるのか。先行施設での経験・データから、様々な視点で議論し、ガイドラインの礎を作っていただきたい。
- 外傷の機能予後評価【指定】
- ▶ 企画趣旨
外傷の機能予後評価は目的が様々であるが、最終的には国民のために行うものである。どのように患者にアピールして機能予後の評価を行い、何が改善され、進歩していくのか、既存あるいは計画中を問わず、研究報告を行っていただきたい。
- 頭部外傷患者に対する神経集中治療【指定】
- ▶ 企画趣旨
頭部外傷における神経集中治療の有効性を探ってはいるが明らかなエビデンスの報告はない。頭部外傷の多様性が故に大規模臨床研究における評価は困難かと思われる。近年、personalized medicineの有効性が報告されている。ここでは、モニタリングの方法、モニタリングの解釈、モニタリングに基づいた治療の方法、患者転帰の評価の方法などを議論し、適切なpersonalized medicineへと誘導したい。
ワークショップ
- 骨盤外傷におけるREBOAは有用なのか【指定】
- ▶ 企画趣旨
近年REBOAに関する論文は非常に増えてきているが、本当にどこまでそれが有用なのかに関して、疑問が残る部分が存在している。骨盤外傷に関しては、創外固定やPPPやTAEなどの早期の止血術が必要なのはすでに明らかになっている。REBOAだけで経過を見ることはないが、REBOAを用いる(併用する)必要がどこまであったのか、安全に(合併症なく)、時間をかけず、挿入することは可能なのか、上記の止血術の妨げにならないのか、そして命題であるREBOAの併用で救命率は向上する(した)のか、などに関して議論いただきたい。
- 日本外傷データバンク解析術【指定】
- ▶ 企画趣旨
日本外傷データバンクは、設立から15年、約300の参加施設から36万例の重症外傷症例が登録された世界でも屈指の外傷コホートである。ここからすでに50本以上の査読付き英文論文が出版されている。本企画では、日本外傷データバンクを扱う著者たちを講師に招き、参加者たちにビッグデータの解析を解説し(可能な限り)体験してもらう。
- 抗血栓薬服用頭部外傷患者への対応(日本脳神経外傷学会ジョイントセッション)【一部公募】
- ▶ 企画趣旨
近年、日本社会の高齢化と共に高齢者頭部外傷の患者数は増加している。当然、抗血栓薬を服用している患者も増加しており、現代における大きな課題の1つである。頭部外傷患者に対して抗血栓薬の服用が悪い影響を与えることはすでに報告されている。しかし、抗血栓薬への中和療法の方法は未だに標準化されていない。軽症頭部外傷であっても積極的に中和療法を行うべきなのか?あるいは、合併症に注意しながら慎重に行うべきなのか?様々な方向から検討を行う。
- 外傷IVRのTips―こんなときどうする―(日本IVR学会ジョイントセッション)【指定】
- ▶ 企画趣旨
外傷におけるIVRは止血戦略の一つとして確立されているが、必ずしも専門医が施行しているとは限らない。血管外漏出像があり純粋に血管を塞栓するだけであれば、手技自体は容易である。しかし、典型的でない場合、その適応や具体的な方法に関しては、プロフェッショナルの見解に勝るものはない。外傷IVRに携わる医師へのステップアップできるレクチャーをしていただきたい。
Pro/Conディベート
- 頚椎損傷に伴う椎骨動脈損傷には塞栓術を行う【指定】
- ▶ 企画趣旨
頚椎頚髄損傷に椎骨動脈損傷を伴う場合、頚椎手術と椎骨動脈塞栓術のどちらを優先すべきか、議論が分かれる。完全麻痺であれば、椎骨動脈塞栓術を優先することで、麻痺を改善させるチャンスを逸する可能性がある。頚髄損傷手術を優先すれば、重症の脳梗塞となり不幸な転帰となりうる。塞栓術を優先させるメリット、デメリットに関して議論していただく。
- フレイルチェストは早期外科的固定を行う【指定】
- ▶ 企画趣旨
海外ではフレイルチェストに対する骨接合手術の有効性が報告されてきている。わが国でもいくつかの施設で手術が行われているが、肋骨固定専用のロッキングプレートや髄内釘が入手できないので、海外とは事情が異なる。固定方法により早期外科的固定のメリット、デメリットは大きく異なるため、現状での早期外科的固定のあり方を議論していただく。
- 受傷後48時間以内に静脈血栓予防目的の抗凝固療法を行う【指定】
- ▶ 企画趣旨
重症外傷患者では急性期には出血リスクが高い。しかし、同時に重症外傷患者は深部静脈血栓症のハイリスク群でもある。リスクとベネフィットを考慮した上で、受傷早期の静脈血栓予防のために抗凝固薬を投与するべきかを議論していただく。
- 外傷患者のhyperoxiaは許容できる【指定】
- ▶ 企画趣旨
近年、心筋梗塞や脳梗塞の患者を中心に、hyperoxiaが予後の悪化を招くことが報告されており、安易な酸素投与を回避する治療方針が取り入れられている。
しかし、外傷患者の急性期では、不確定要素も多く、JATECやATLSでも高濃度/高流量酸素の投与が推奨されている。外傷患者でもhyperoxiaを回避すべきなのか議論していただく。
一般演題【公募】
1 | 病院前外傷診療 | 18 | 画像診断 |
---|---|---|---|
2 | 外傷初期診療 | 19 | IVR・NOM |
3 | 頭部外傷 | 20 | 輸液・輸血療法 |
4 | 顔面外傷 | 21 | 凝固障害 |
5 | 脊椎・脊髄外傷 | 22 | 集中治療 |
6 | 頚部外傷 | 23 | 栄養管理 |
7 | 胸部外傷 | 24 | 感染 |
8 | 腹部外傷 | 25 | 臓器不全 |
9 | 骨盤外傷 | 26 | 基礎研究・病態生理 |
10 | 四肢外傷 | 27 | 外傷診療体制 |
11 | 多発外傷 | 28 | 外傷教育 |
12 | 小児外傷 | 29 | チーム医療・多職種連携 |
13 | 妊婦外傷 | 30 | 臓器損傷分類と重症度評価 |
14 | 高齢者外傷 | 31 | 外傷登録・統計・疫学 |
15 | リハビリテーション・理学療法 | 32 | 災害・多数外傷患者対応 |
16 | Damage Control Surgery | 33 | 診療放射線技師関連 |
17 | 手術手技 | 34 | その他 |
登録時の諸注意
※登録された抄録は原則として校正されません。そのまま印刷されますので、登録者の責任において作成ください。
※抄録本文の文字制限は520文字までです。
※全角文字は1文字、半角文字は1/2文字となります。
※特殊文字、依存文字の使用はできませんので、ご注意ください。
※登録が正常に完了した場合は登録確認メールが登録先メールアドレスへ送付されます。必ず受信していることをご確認ください。
※採択の可否及び発表形式・発表時間等の決定は大会長一任です。
※抄録本文の構成:登録する演題が「研究」「症例・経験・その他報告」のいずれにあたるかを自身で判断し、その項目に書かれた事項を守って、簡潔かつ論理的に構成してください。
- 「研究」:基礎研究、疫学研究(量的・質的研究)などが含まれます。
原則として【背景と目的】【方法】【結果】【結論】の項立てに沿って記載してください。
【背景と目的】には可能な限り仮説を記載してください。
【考察】は必要ではありません。【考察】を書く場合は、【結果】と【考察】は厳密に区別してください。
【結論】は得られた結果のみに基づいて記載してください。 - 「症例・経験・その他報告」:症例報告、活動報告などが含まれます。
まれな疾患、困難な病態に対する医療上の工夫、医療上・勤務上の経験や取り組みなどを踏まえて、他者の参考となる発表を歓迎します。新奇性・教育的価値がわかる内容にしてください。
演題登録についてのお問い合わせ
演題登録についてのお問い合わせは、下記までご連絡下さい。
第34回日本外傷学会総会・学術集会 運営事務局
ネクストイノベーションパートナーズ株式会社
〒103-0023 東京都中央区日本橋本町2-6-13 山三ビル5階
TEL:03-3527-3853 FAX:03-3527-2456
E-mail:jast2020@nip-sec.com